日本オープンアクセス学会規則

(OPEN ACCESS SOCIETY OF JAPAN)

1. 名称

本学会は日本オープンアクセス学会(Open Access Society of Japan)と称する。

通称をオープンアクセス学会(OASJ)とする。

2. 目的

本学会は、日本語を含む多様な言語でのオープンアクセス(OA)出版を推進し、研究者、大学院生、若手研究者をはじめとする幅広い層に発表機会を提供することを目的とする。翻訳・英訳支援やリーズナブルな掲載料を通じて国際的プレゼンスを高め、国内外の学術ネットワークの発展に寄与する。

3. 活動

本学会は、以下の活動を行う。

  • オープンアクセス出版プラットフォームの運営
  • 査読付き論文(フルペーパー、リサーチノート等)の公表
  • 翻訳・編集・査読支援体制の整備
  • 国内外研究者の交流促進およびネットワーク形成
  • 研究発表会、シンポジウム、セミナー等の開催
  • 若手研究者・大学院生に対する発表支援・補助制度の整備
  • 国際的オープンアクセスコミュニティとの連携

4. 会員

本学会に、個人会員をおく。

法人会員については今後の発展段階に応じて定める。

5. 入会

本学会に入会を希望する者は、オープンアクセス学会ホームページの学会員登録フォームから申請を行うことで会員資格を得る。

6. 会員の権利

  • 学会誌への論文投稿および査読を受ける権利を有する。
  • 学会の各種活動(研究発表会、シンポジウム等)に参加できる。
  • 学会誌や学会の成果物の配布を受ける。

7. 会費と会員資格

会員費は当面無料とする。

将来的に必要に応じて年会費を設ける場合は総会の承認を経る。

8. 投稿料(APC: Article Processing Charge)

(1) 日本語論文(日本語による査読):投稿料無料、掲載料5万円。

(2) (1)の掲載決定後の英訳論文:翻訳料及び掲載料5万円(合計10万円)。図表の英訳は著者が原則として行う(図表の英訳・作成を編集委員に依頼する場合は別途料金)。

9. 組織および役員

会長1名、副会長1名以上、理事若干名を置き、理事会を構成する。

必要に応じて監事、顧問を置くことができる。

役員の任期は2年とし、再任を妨げない。

10. 査読と編集体制

学会誌編集委員会を設置し、査読・編集業務を担う。

AIによる一次査読補助を導入し、査読者負担を軽減する。

11. 研究会の設置

特定テーマについて研究会を設置し、成果を学会誌や発表会にて公開することができる。

12. 会則の改正

本会則の改正は、理事会の発議に基づき総会の過半数決議によって行う。

附則

本学会の成立の時期は2025年8月13日とする。

本会則は成立の日から有効とする。

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